ウェアラブルセンサ信号のコンテナフォーマット:IEC 63430が発行!
みなさま、ご自分の日常生活における体調や運動時の活動を記録していますか?
記録することで小さな変化に気づくこともできますし、記録を確認してもっとガンバロウ! と励みにもなりますよね(もっとガンバらなくっちゃ、というプレッシャーにもなるときもありますが)(笑)。
最近は健康状態を測定・記録・管理できるIoT・ウェアラブルデバイスの普及や利活用が急速に拡がっていますので、ご利用になっている方もいらっしゃると思います。
このウェアラブルデバイス、とても便利なようで、痒いところに手が届かないというか、気が利かないなぁ……とストレスを感じることはありませんか?
そのストレスは、取り扱う測定データの信号形式などがデバイスのメーカーや機器ごとに異なることが原因の一つとして考えられます。
具体的には、メーカーA社とメーカーB社の機器を同時に接続できないため、データ連携や共有がしづらいという状況です。
この状況を改善するために、上記でご紹介した4者が中心となり、日本からの新規国際標準としてIEC(国際電気標準会議)に提案し、2021年に審議が始まった「ウェアラブルセンサ信号のコンテナフォーマット」の国際標準規格が2025年2月に「IEC 63430」として発行されました。
このことにより、コンテナフォーマット技術によって標準化されたセンサ信号が流通することで、さまざまなIoT・ウェアラブルデバイス間の接続性が高まり、測定データをカンタンに共有・連携することが可能になります。
IoT・ウェアラブルデバイスの接続性・連携性に革新をもたらし、日本発の新たな事業・産業の創出に道を拓く国際標準規格「ウェアラブルセンサ信号のコンテナフォーマット:IEC 63430」に、ぜひご注目ください。
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