分析天びん使用時の注意点

⑥空気の流れ(風)による影響、⑦振動による注意

2024/11/8（金）

　 　様

こんにちは。
計測・計量・医療・健康機器メーカーの株式会社エー・アンド・デイです。

メールマガジン第347号は、次の2つのコンテンツをご案内いたします。

（1）分析天びん使用時の注意点をお知らせいたします。(第4回)

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（2）メディア掲載情報

　① 天びんの校正用分銅「AD1607シリーズ」

　② コンパクトサーマルカメラ「AD-5637」

　掲載記事はこちら

（1）分析天びん使用時の注意点をお知らせいたします。(第4回)

マイクロ（ミクロ）天びんをはじめとする分析天びんをご使用いただくにあたり、1 μg～0.1 mgの精度を求めるためには、さまざまな誤差要因を軽減するとともに、さまざまな影響を考慮する必要があります。

そこで、毎月1回のペースで、数回に分けて分析天びん使用時にご注意いただきたいことをお知らせいたします。

■ 分析天びん使用時の注意点 ⑤空気の流れ(風)による影響 ■

風が計量皿に当たり計量値が不安定になることがあります。 天びんは高感度のため、人間が感知しにくい弱い風でも表示が不安定になります

• 場所を変えて、計量値の安定する場所に天びんを設置する。
• 風防を付けて、風が皿に直接あたらないようにする

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卓上風防 AD-1672 / AD-1672A / AD-1675A / AD-1676

• 電子天びんの測定誤差となるエアコンによる風や、人の移動による風を防ぎます。
• 透明パネルには制電樹脂を使用していますので、静電気の問題を低減します。
• 背面パネルに AC アダプタ、通信ケーブルを引き出すための穴を設けてあります。
• 分析機器を風の対流や温度変化から守ります。
• 帯電防止プラスチックを採用し、静電気の影響を受けません。

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■ 分析天びん使用時の注意点 ⑦振動による影響 ■

天びんに振動が伝わると計量値が不安定になります。特に低周波の振動には注意が必要です。

• 計量スピード（Response）を安定側に変更する。
• 除震台を使用する。
• 1階の壁沿いに天びんを設置する。

天びん用除振台 AD-1671

振動のある環境下で分析用電子天びんを使う場合は、除振台のご使用をお勧めします。

• 本体外形寸法：460 mm×400 mm×71 mm
• 本体質量：約27 kg
• 耐荷重：約40 kg
• 材質：天然御影石
• ご注意：すべての振動を完全に取り除くことはできません。

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Ａ＆Ｄは、用途に応じて各種の天びん・台はかり用周辺機器をご用意しています。

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（2）メディア掲載情報

ものづくり応援マガジン『メカトロニクス』11月号に、Ａ＆Ｄ製品の記事を掲載していただいています。

• 発行元：Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社
• 創刊：1976年
• 発行部数：35,000部

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① 天びんの校正用分銅「AD1607シリーズ」

• 天びんの日常点検などに便利な基準分銅型校正用分銅1 g～20 kg
• SUS316より安価な非磁性ステンレス・スチール（SUS304）製
• 専用ケース付属

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② コンパクトサーマルカメラ「AD-5637」

• 熱画像解像度96×96ピクセル（通常時）、240×240ピクセル（Super IR時）
• フレームレート25 Hzでなめらかな動きを実現
• Wi-Fiでスマートフォンと接続
• 電気設備点検、工場設備の異常発熱確認、建築・住宅診断、空調システム点検、農業・畜産での温度管理などに有用

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