(1)分析天びん使用時の注意点をお知らせいたします。(第3回)
マイクロ(ミクロ)天びんをはじめとする分析天びんをご使用いただくにあたり、1 μg~0.1 mgの精度を求めるためには、さまざまな誤差要因を軽減するとともに、さまざまな影響を考慮する必要があります。
そこで、毎月1回のペースで、数回に分けて分析天びん使用時にご注意いただきたいことをお知らせいたします。
■ 分析天びん使用時の注意点 ④温度による影響 ■
室内の温度が変化すると、天びんの計量値も変化します。この計量値の変化は感度ドリフトとして定義されます。感度ドリフトはカタログや仕様書にppm(parts per million/百万分の1)で記載されています。
セミマイクロ天びんGH-200の場合、感度ドリフトのスペックは±2ppm/℃ですが、これは温度が1℃変化すると、感度が最大で「100万分の±2」変化する可能性があることを示しています。
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分析用電子天びん GHシリーズ
帯電防止用導電性ガラス採用セミマイクロ天びん