(2)車イスに乗ったままで体重測定できるバリアフリースケールに関する特許を取得!
歩行困難者が車イスに乗ったまま、または手すりにつかまった状態で体重測定できる体重計は、被計量者が安全かつスムーズに計量台に乗り上げることができるように、計量台の端にスロープが設けられています。しかし、従来の体重計はスロープが床面に接触していないため、スロープと床面との間にわずかな段差があり、計量台への安全でスムーズな移動の支障になる場合がありました。
そこで、A&Dはこの支障を解決する技術を開発し、特許を取得いたしました。
床面とは接触しない第1スロープの他に、床面に着地することで段差を解消する第2スロープを設置することにより、被計量者は床面から第2スロープ⇒第1スロープ⇒計量台の踏面と順番に上がることが可能になり、安全でスムーズに移動することが可能になりました。
なお、第2スロープは計量台や第1スロープとは離間して設置されるため、計量誤差が生じることはありません。
特許番号:特許第7412866号
発行日:令和6年1月15日(2024.1.15)
発明の名称:スロープを備える体重計
特許権者:株式会社エー・アンド・デイ
発明者:浜野 強太
(株式会社エー・アンド・デイ 第1設計開発本部)