ちょっと想像してみてください。
計測・計量機器の校正を行わないと、どういうことになるか……
何年も校正されていない機器で測定した結果は「推定」でしかないというと言い過ぎでしょうか?
A&Dが校正についてお受けしているご質問のうち、もっとも多いのが校正の周期についてのご質問です。
一口に「校正」といっても、大きく2つに大別されます。
・校正証明書を発行する「校正」
・分銅で感度を調整する「校正」「キャル」「キャリブレーション」
校正証明書を発行する「校正」の周期は、ユーザー様の使用頻度によりますが、一般的には1年または2年といったところでしょうか。
定期点検の実績と必要とされる機器の精度との関係から、ユーザー様にご判断いただいています。
なお、分銅による感度調整は頻繁に行った方がよいことは、申し上げるまでもないことですね。