ブラウザで表示
A&D DiscoverPrecisionLogo-RGB

【計量豆知識 第1回】ロードセルケーブルを、
どのように選んでいらっしゃいますか?

2022/6/14(火)

   様

 

こんにちは。
計測・計量・医療・健康機器メーカーの株式会社エー・アンド・デイです。

image1-Jun-07-2022-01-26-49-50-AM

メールマガジン第215号は、A&Dのホームページに掲載している『計量豆知識』の第1回ご紹介として、ロードセルが力を最大限発揮するためのケーブルについてお知らせいたします。

     

皆さまは、ロードセルケーブルをどのように選んでいらっしゃいますか?

 

お客様の現場を拝見すると、必要以上に太い電線を使用していらっしゃる例をしばしばお見かけします。

おそらくこれは、ロードセルケーブルの抵抗分による測定誤差を心配してのことではないでしょうか。

しかし、ロードセルケーブルを細くすることは、コストダウンにつながりますので、最適な太さのケーブルのご使用をオススメします。

詳しくはこちら
     

1970年代くらいまでは、導体抵抗や温度変化による影響を受けにくくするために、できるだけ太い電線を使用することが常識とされていました。

しかし、現在ではA&D製のすべてのウェイングインジケータ(計量に使用することを目的とした指示計)に「リモートセンシング」が付いていて、この機能により、太い電線を使用する必要がなくなっているのです。

    image2-Jun-07-2022-01-26-50-04-AM

    リモートセンシングとは、ウェイングインジケータからロードセルに電源を供給する際の電圧の変化を監視し、その変化分をアナログ/デジタル変換時に補正して誤差を相殺する技術です。

    この技術をお使いいただくことにより、最適な太さのロードセルケーブルの選択が期待できます。

      image3-Jun-07-2022-01-26-49-66-AM

      ところで、ロードセルの配線・結線は非常に難しいという印象をお持ちではないでしょうか?

      確かにカンタンなことではありませんが、いくつかの大事なポイントを守って配線・結線をすれば、極力誤差をおさえた接続が可能になります。

       

      Point①:6線式で配線する。

       リモートセンシングにより、導体抵抗などの誤差を補正します。

      Point②:シールド線を使用し、正しく接地を行う。

       周囲の電気的ノイズから微小なロードセルの出力信号を守るために、シールド線を使用します。

      Point③は、A&Dのホームページでご確認ください^^

        image4-Jun-07-2022-01-26-49-79-AM

        この他に、コネクタの接触抵抗の問題やナイロン製のコネクタへの注意喚起などを、わかりやすくお知らせしています。

          詳しくはこちら
               

          A&Dのメールマガジンでは、これから数回に分けて『計量豆知識』を連載してまいります。

          次回は7月中旬発行のメルマガで「ロードセルの接続確認」をお知らせする予定です。

               

          ★ 展示会情報 ★

           

          A&Dは、6月29日から名古屋で開催される展示会に出展いたします。

          image5

          人とくるまのテクノロジー展2022

          NAGOYA

          会期:2022年6月29日(水)~7月1日(金)

          会場:ポートメッセなごや(愛知県名古屋市)

           

          ONLINE STAGE 2

          会期:2022年6月29日(水)~7月5日(火)

           

          公式web: https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/nagoya/

           

          【A&Dの出展テーマ】

          Test for today. Develop for tomorrow.

          カーボンニュートラルを支援する開発ツールのご紹介

           

          【A&Dの主な出展内容/ブース№37】

           

          XILS〔HILS/SILS/Rapid Proto Typing〕

          繋がるツール群が導く開発効率化

          • モータHILS:FPGAボードを搭載したHELIOS
          • バッテリHILS:内部インピーダンス計測機能
          image6-Jun-07-2022-01-26-49-65-AM

          A&Dは、用途に応じて各種の自動車関連試験機(計測・制御・シミュレーション)をご用意しています。

           

          詳しくはこちら

               

          お見積りや納期につきましては、お取り引きのある代理店にお問い合わせください。代理店がご不明の場合は、お近くのA&Dまでお問い合わせ願います。

          https://www.aandd.co.jp/support/contactus.html

               

          エー・アンド・デイから毎月3~4回、メールマガジンを発行いたします。

          医療・健康機器から計測・計量機器、試験機まで、弊社の“はかる”幅広いジャンルのお役立ち情報にご期待ください。

          メルマガバックナンバー

           

          A&Dのウェブサイトにてメルマガのバックナンバーを掲載しております。弊社の“はかる”幅広いジャンルのお役立ち情報にご期待ください。

           

           

          今すぐみる >

          「WAY」バックナンバー

           

          A&D情報マガジン『WAY(ウェイ)』は、当社製品がユーザー様にどのようにお役に立てているかについて、インタビューを通じてお知らせする情報マガジンです。

           

          今すぐみる >

          Facebook
          Twitter
          YouTube

          株式会社エー・アンド・デイ 〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-23-14

          配信設定を変更

          このメールマガジンは、いままで弊社に資料請求していただいた方や、展示会で弊社ブースにお立ち寄りいただいた方にお送りしております。
          今後の送信が不要な場合や、お客様情報に変更がございましたら、お手数ですが上記リンクより解除、変更をお願いいたします。

          免責事項 | 個人情報の取り扱いについて | お問い合わせ