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これはわかりやすい!
『ロードセル入門』をご一読ください<第6回/最終回>

2025/12/19(金)

   様

 

こんにちは。
計測・計量・医療・健康機器メーカーの株式会社エー・アンド・デイです。

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メールマガジン第399号は、次の2つのコンテンツをご案内いたします。

A&Dの『ロードセル入門』はこちら

(1)『ロードセル入門』第6章<最終回>

 

A&Dはホームページにわかりやすい『ロードセル入門』を掲載しています。

情報量が豊富なので数回のメルマガに分けてご案内してきましたが、今号がついに最終回です!

 

(2)医療施設で使用される大型体重計の精度を向上させる技術を開発し、

    特許を取得!

 

詳しくはこちら

(1)『ロードセル入門』第6章<最終回>

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「ロードセルって何ですか?」と聞かれたら、どうお答えになりますか?

力(質量、トルク)を検出するセンサーという表現が一番わかりやすいでしょうか。ロードセルは、加えられた力の強さを電気信号に変換し、その強さを数字で出力する測定機器です。

ロードセルは製造、物流、医療、農業など、さまざまな分野における正確な測定に貢献している功労者であり、我々の社会や安全を支えるために不可欠な計測技術といっても過言ではありません。

 

A&Dはこの高度な測定技術へのご理解を深めていただくために、ホームページに『ロードセル入門』を公開しています。情報量が豊富なので、メルマガで毎月1回程度のペースでご案内してきましたが、今号がついに最終回になりました。

メルマガは情報の一部をかいつまんだご案内になりますので、ロードセルの使用方法について「詳しくはこちら」からご確認ください。

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計量を行うのにどういう方法が最良であるかを判断し、ロードセルの負荷条件を決めます(引張、圧縮、曲げなど)。

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定格容量の選定は次の二つの事項を考慮します。

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定格容量に対し一目の値が小さい場合は、その一目に対してのロードセルの出力電圧が表示器の入力感度の適合範囲内にあるかどうか検討します。

 

ここに斜面はかりがあります。

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なかみを見てみましょう。

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計量皿に加えた力をロードセルが電気的信号に変換し表示器に信号を出しています。

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LC4001~LC4212(シングルポイント型ロードセル)を使用して台はかりを作る場合は、ひょう量は定格容量と等しくてかまいません。つまり、ひょう量100 g のはかりを作る場合、定格容量が100 gのロードセルを使用ということになります。

ただしこの場合、風袋(ふうたい)荷重はロードセルの最大許容風袋荷重以下にする必要があります。もし風袋が非常に大きな場合は、定格容量+最大許容風袋荷重を定格容量として取り扱います。

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1.一般的に電気を流すケーブルには導体抵抗があります。これにより温度の変化    によってケーブル内に流れる電圧が変わります。ロードセルケーブルも同様で

   導体抵抗が温度変化によって変化します。ケーブルが長い場合は無視できませ

      ん。このようなときはインジケータのセンシング回路を使用して補正すること

      ができます。

2.ロードセル及びロードセルケーブルに近接して高圧電源がある場合は空間距離

   300 mm 以上を保って別配管処理し誘導障害から回避する必要があります。ロ

   ードセルケーブルはシールドケーブルを使用します。

3.ロードセルとインジケータの間にジャンクションボックスなどを使用する点

   検、交換などのメンテナンス時の配慮をします。

詳しくはこちら

ここまで6回のメルマガに分けて『ロードセル入門』をご案内してまいりましたが、今号が最終回です。

専門性が高いロードセルをわかりやすく解説していますので、計量機器をご使用になる方は、ときどきA&Dのホームページをご確認ください。

 

A&Dは、用途に応じて各種のロードセルをご用意しています。

詳しくはこちら

(2)医療施設で使用される大型体重計の精度を向上させる技術を開発し、

    特許を取得!

 

取得した特許の概要

 

医療施設で使用される大型体重計は、広い面積の計量台を備え、その下面の四隅に計量センサーを配置しています。体重測定時には、各センサーが独立して測定値を出力し、それらを合算して一つの体重値として表示します。

A&Dでは、高齢の患者を介助する医療スタッフが安心してご利用いただけるよう、計量台を低い位置に設計しました。これにより乗り降りが容易になる一方で、床面との隙間が小さくなるため、床面の凹凸や異物が影響を及ぼす場合も想定されます。

こうした状況に備え、A&Dはさらなる安心・安全性の向上を目指して新技術を開発しました。計量台の一辺に配置された二つのセンサーの測定値の和を活用することで異常を検知し、床面の凹凸や異物による接触位置を早期に特定できる仕組みです。

A&Dは今後も、安全性と測定精度を両立させた製品づくりに取り組み、医療現場における信頼性向上に貢献してまいります。

 

特許番号:第7776922号

発行日:令和7年11月27日(2025.11.27)

発明の名称:計量装置

特許権者:株式会社エー・アンド・デイ

発明者:大塚 秀樹、古和 勉

    (株式会社エー・アンド・デイ 第1設計開発本部)

 

本特許技術を搭載したバリアフリースケール 立位・車イス用「AD-6105R」

  • 検定付き:精度等級3級
  • 体重測定ひょう量:200 kg
  • プリンタ内蔵
  • 20 g補助目盛付き
  • 手すり幅を変えずに車イス通路幅を拡張(ISO規格の700 mm以上を確保)
  • 乗降しやすい便利なスロープ
  • システム連携に便利な通信オプション(BluetoothⓇ、USB、イーサネット)
  • 標準価格:¥550,000(税抜)
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詳しくはこちら

 

A&Dは、用途に応じて各種の業務用体重計をご用意しています。

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★年末年始休業のお知らせ★

 

A&Dは、勝手ながら12月30日(火)~1月4日(日)の間を年末年始休業とさせていただきます。

休業期間中にいただきましたメール、FAXへのご対応は1月5日(月)以降に順次行ってまいります。ご対応までに少しお時間をいただく場合がございますことを、あらかじめご了承ください。

お客様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。

 

時節柄、みなさまにおかれましてはご自愛いただきますとともに、来たる年が健康で明るい年となり、みなさまの飛躍の年となりますよう祈念いたします。

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お見積りや納期につきましては、お取り引きのある販売店にお問い合わせください。

 

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